なんでも60年の歴史があったそうです。
そんな自分が種にもなっていない頃からの長い年月、地元の住民を温かく見守ってくれたデパートの最後を見届けるべく訪れてみました。
デパートに到着すると閉店すると必ずやるイベント、売りつくしセールがやっていた。
これがなければ閉店は始まらない。
隠れた掘り出し物を探す為に店内を物色。
しかし、都心のデパートのように欲しいものはなかなか見付からない。
欲しいものを見付けてもセール対象外になっている。
売りつくしとは名ばかりだ。
雰囲気は懐かしい百貨店のような感じでノスタルジックな気分に浸らせてくれる。
買物は諦めて、唯一ここ本店のみにあるボーリング場に足を運んだ。
本当のメインの目的はボーリング
閉店までの期間、15時までは1ゲーム315円でプレイが出来るという情報をキャッチしていたからだ。
鈍った身体を動かそう。
さすがに平日の昼間だけあって待ち時間は無し。
即ゲームに突入した。
二人で一つのレーンを回すのは早く自分の順番が来て少しキツイ。
汗腺トレーニングの効果も虚しく一人で汗をかいている。
日頃運動をしていないのもバレバレだ。
隣のレーンにはボーリング仲間とおぼしき主婦が数人ゲームを楽しんでいる。
プロテクター
一人で一つのレーンを使ってプレイをしている。
なるほど、そうすれば自分のペースで投げる事ができる。
都心では出来ない贅沢なボーリングの楽しみ方だ。
主婦ボーラーも名残惜しそうにゲームと会話を楽しんでいた。そして自分達も。
だが、腕をグルグル振り回す事なんて日常そう滅多にあるもんではない。
ここぞとばかりに振り回しまくったので三日間右腕の筋肉痛に見舞われた。
ボーリングで健康的な汗をかいた後に屋上へ行ってみた。
ここの屋上は子供の頃に何度も連れられてきた思い出の場所だ。
当時は金魚やハムスターを売ってた気がした。
ポテトフライもよく買ってもらった。
ここのポテトフライはカットした芋を揚げたものではなく、一度蒸した芋を漉して味付けして棒状にしたようなものを揚げているような不思議な味と食感だった。
それが安っぽいのにとても魅力的な上手さを醸し出し、子供の頃の自分の舌に衝撃をもたらせた。
おかげで現在の安っぽい味覚の舌が生み出されたのだ。
屋上はとても寂れていて、その金魚やポテトフライも売っていない。
もぐら叩きをプレイしたが、もぐらは出てこない。
穴に入ったままピクッと少しだけ動くモグラを必死にそして虚しく叩いていた。
空気で膨らませたビニールの中に入るやつもよく遊んだ。
物はあったが空気は入ってなく、しばらく使われていないらしく無惨にも砂埃だらけになって萎んでいた。
最後にもう一度だけ中に入ってぴょんぴょんゴロゴロとはしゃいでみたかった気がする。
このデパートは今月26日までやっている。
近くに来た時はボーリングで遊んで、屋上で食べれるのか分からないお菓子をすくうゲームで楽しむのもいいかもしれない。
丸井中野本店

